最近様々な人たちの間で注目度が高まっているCBD。
アメリカの美容業界や健康業界で一大ブームとなり、近年日本でも流行り出しています。
そんなCBDですが、リラックス効果や不眠などに効果があるのは知っていても、そのメカニズム自体はざっくりしか知らない人も多く「本当に安全なの?」と疑問に思う人も多いはず。
今回はそんな疑問の多いCBDについてしっかり解説していきます!
CBDとは?
CBDとは植物の大麻草などに含まれる「カンナビノイド」という成分の一種である「カンナビジオール」と呼ばれる物質です。
『大麻草』と聞くとマリファナのような薬物を思い浮かべてしまう人も多いかもしれませんが
CBDとTHCがごちゃごちゃになってしまう人も多いかもしれませんが、わかりやすく例えるとCBDが「猫」、THCが「ライオン」だとします。
同じネコ科だとしても大きさや危険性も全く異なりますよね。
それくらい、CBDとTHCには違いがある考えておくといいかもしれません。
CBDは合法?違法ではないの?
アメリカや海外での考え方
アメリカではヘンプ(THCを十分に含まない大麻)の栽培についての規制を2019年に撤廃するなど大麻については寛容な動きになってきています。
ですが、CBDを含むカンナビノイドの使用については「大麻の使用自体を禁止」している州や、「医療目的での使用を認める」州など州によってはかなり扱い方が変わってきています。
日本での考え方
日本ではCBDの使用についての法規制はありません。
ですが、大麻取締法で「THCが含有量しているCBD製品」は違法になります。
また「大麻草の花や草で摘出されたCBD製品」にはTHCが混入している可能性があります。
そのため通販などで購入する際には注意が必要です。
日本の百貨店やセレクトショップなどで販売されているCBD製品は、厚生労働省麻薬取締部や税関などの関係各所から正式な許可を取得した製品のみを流通しているので安心して使用できます。
もちろんKYOGOKU CBDで使用されているCBDはTHCが含まれていない最高純度のCBDを使用しています。
CBDの効果・効能は?
CBDの効果は様々ですが、心身のリラックス効果やストレスの緩和、不眠の緩和などが主な効果として知られているものです。
ここからはCBDの効果や効能についてしっかり解説していきますね。
エンド・カンナビノイド・システムとCBDの関係性
CBDの効果には「エンド・カンナビノイド・システム」という身体のシステムが深く関わっていきます。
エンド・カンナビノイド・システムとは簡単にいうと身体を調節する機能のことです。
このエンド・カンナビノイド・システムは人間だけでなくほとんどの生物に存在していて、食欲や痛み、感情制御、運動機能や免疫調整、神経保護や認知と記憶などの細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。
CBDはエンド・カンナビノイド・システムが作用する受容体に直接働きかけることによってエンド・カンナビノイド・システム本来の働きを取り戻すことができるのです。
エンド・カンナビノイド・システムのバランスが崩れると?
エンド・カンナビノイド・システムがバランスを崩すと身体に不調が起こります。
主な症状は不眠、体のだるさや頭痛、鬱病、生活習慣病などの疾患に関与していると考えられています。
また女性ホルモンであるエストロゲンはエンド・カンナビノイド・システムのバランスを崩してしまう作用があります。
このことからPMS(月経前症候群)にも影響があると考えられています。
また男性よりも女性に多いうつ病や不安障害、骨粗しょう症もエンド・カンナビノイド・システムが関与しているのも示唆されています。
CBDの効果:ストレスの緩和や不安の軽減
CBDは神経に直接作用するのでセロトニンやドーパミンといった神経伝達にも反応を起こし、ストレスの緩和や不安の軽減に効果的と言われています。
また社会不安障害を抱えた人にも効果が期待できるとされていて、社会不安障害を抱えた患者に大して実験を行った結果、CBDを摂取した人とそうでない人では人前で話す時の不安や不快感が減少したとう結果もあります。
このように日々のちょっとしたストレスを抱えている人や精神的に不安定な人にもCBDの摂取はおすすめです。
CBDの効果:不眠
CBDには精神のリラックス効果や不安の軽減への効果が高いため、寝る前に摂取することで不眠の症状を和らげることができます。
また睡眠薬を使うのに抵抗がある人や、薬によって常習性が出たり、薬剤耐性によって効果が薄くなってしまった人にもCBDがおすすめです。
CBDの効果:依存や中毒の緩和
タバコやアルコールなどの依存や中毒にもCBDは効果があるとされています。
他にもマリファナやコカインなどの薬物依存にも効果が期待できることも検証されていて、CBDがそれらの摂取の減少や依存症再発の予防にも効果的です。
CBDの効果:痙攣やてんかんの発作、神経の保護
そのため認知機能の低下の予防に効果があるとされアルツハイマー病や多発性硬化症、パーキンソン病などの神経変性疾患の予防につながります。
CBDには炎症を抑え神経を保護する作用があり、神経細胞の劣化を防ぎます。
また、てんかんなどの発作等による痙攣の緩和にも効果的であるという可能性が実験結果によって明らかになってきています。
CBDの効果:高血圧
CBDは高血圧の緩和にも関わることが知られています。
またストレスなどによって引き起こされる高血圧を抑えることで、心臓の健康維持ができ心臓疾患などの予防にも効果があるのでないかという研究も進められています。
この辺はまだまだ解明されていないので今後の研究に期待ができますね。
CBDの効果:皮膚トラブル
CBDは炎症を抑え、過剰な皮脂の分泌を抑える作用があります。
そのためニキビなどの肌トラブルに効果的なのではないかと考えられています。
またCBDの効果の一つでもある睡眠の向上も健康な肌へと導きます。
CBDの種類って?
CBDには主に3種類のものがあります。
次はそれについて解説していきますね。
フルスペクトラム
フルスペクトラムとは大麻に含まれているカンナビノイドがすべて含まれるCBDのことです。
効果は非常に実感しやすいですが、大麻の花や葉から抽出されるTHCも微量に含まれている可能性があるため、日本で所持していると大麻取締法違反になってしまいます。
ブロードスペクトラム
ブロードスペクトラムとはフルスペクトラムからTHCを取り除いたCBDのことです。
こちらは日本では合法なので安心して購入することができます。
効果も実感しやすいため「しっかり効果を実感したい!」という人におすすめのCBDです。
アイソレート
大麻草に含まれる成分のうちCBDの割合が99%以上を占める純粋なCBDのことをアイソレートといいます。
効果は他の二つと比べて実感はしにくいですが、麻特有の風味や味もないので初心者におすすめ。
また、ドーピングチェックのあるアスリートの人にもおすすめです。
CBD製品の違いは?
CBDといってもオイルやバーム、グミなど様々な製品がありますよね。
この製品の違いや用途についても解説していきます!
オイルタイプ
吸収率がとても優れていて、身体の内側からケアをしたい人や効果を優先したい人におすすめ。
舌下摂取をすることで、舌の一番太い血管からCBDを摂取することができるため「短時間で効果を実感したい!」という人はCBDオイルを舌下摂取するのがおすすめです。
カプセルタイプ
オイルタイプよりも吸収率は劣りますが、サプリメントのように取り入れやすいので習慣化することができます。
また、麻特有の風味や味が苦手な人にもおすすめ。
アメ・ガム・グミタイプ
吸収率も良く、取り入れやすいためバランスがとても良いです。
ヘアケアやスキンケアタイプ
吸収率はあまりよくありませんが習慣化しやすいです。
またバームなどはピンポイントで使うことができるため肌トラブルに悩んでいる人におすすめ。
CBDの選び方は?
「CBDについてはなんとなくわかってきたけど、THCやフルスペクトラムなどがあるから結局どれを選べばいいかわからない!」なんて人も多いはず。
次は安全にCBDを購入するためのポイントをご紹介してきます。
企業を知ること
CBDを販売している企業がどんな会社なのかを事前にチェックしていたら安心できますよね。
まずはその企業を知るためには「第三者機関を通っているか」と「販売先」をしっかりチェックすることが重要です。
第三者機関を通っているか
ほとんどのCBDメーカーは、THCや農薬の検出がされないか第三者機関を通して成分分析を行っています。
この審査を通っている企業のCBD製品なら安心して取り入れても良いでしょう。
通販サイトなどにこの審査について載っていない場合は、メーカーに直接問い合わせてみるのも良いでしょう。
販売先をチェックする
「メーカーに直接問い合わせるのは気まずい…。」なんて人は百貨店やセレクトショップなどで購入するのもおすすめ。
店舗に置いてある製品は、厚生労働省麻薬取締部や税関など様々な厳しい審査をパスしてきた製品なので安心して購入することができます。
CBDオイルの摂取方法は?一番効率的な摂取方法をご紹介!
主にCBDオイルで一番おすすめなのは『舌下摂取』です。
一番吸収が早い方法で効果をすぐ実感できやすいでしょう。
舌下摂取
舌の下に垂らして約1分そのままにすることで舌の一番太い血管から摂取することができます。
効果は30分~1時間ほどで実感できます。
効果の持続時間:2~4時間ほど
経口摂取
飲み込んで消化する方法で肝臓で代謝されるため生体利用効率は下がりますが、低濃度で長時間効果が持続します。
効果が出るまでは約1時間ほどかかります。
効果の持続時間:4~6時間
経皮吸収
肌に塗って吸収する方法で効果を感じるまでに1~2時間ほどかかります。
効果の持続時間:4~6時間
一日の摂取量とタイミングは?
CBDオイルによる効果は個体差があるため、最初は1~2滴くらいから始めるのがおすすめ。
そこから効果が感じられない場合は増やしてりして自分の適量を探る必要があります。
「摂取することで眠気がきてしまう」という人は、車の運転や操作をする前には摂取を控えるのがベター。
不眠を改善したい人は就寝前の2時間前に1回、もしくは2時間前の1回と就寝直前の1回で2回に分けて摂取するのもおすすです。
筆者おすすめのCBDオイルは?
最後に筆者おすすめのCBDオイルをご紹介!
THC検査もしっかりしたオイルなので「通販でCBDオイルを購入したい!」という人はぜひこのCBDオイルを試してみてくださいね。
KYOGOKU CBDオイル 5㎖
高品質なオイルを作るために抽出に方法にこだわった製品。
安全に抽出できる超臨界二酸化炭素抽出法を採用することにより、植物成分を壊すことなく高品質なCBDオイルに。
またGMP認証された日本の工場で製造されているため、安全な品質管理がされています。
フレーバーも厳選された3種類
マリファナフレーバー
ほんのり甘い香りのマリファナフレーバーで「麻特有の風味や味を楽しみたい!」という人におすすめのフレーバー。
ローズフレーバー
爽やかでみずみずしいローズの香りがリラックス効果を高めてくれます。
紅茶などに垂らして摂取する方法もおすすめ。
バニラフレーバー
甘く優雅な香りが筋肉の緊張を和らげリラックスした時間を与えてくれます。
紅茶などに垂らして摂取する方法もおすすめ。
KYOGOKU CBDオイル 10㎖(100mg CBD配合) ナチュラルフレーバー
「匂いがない使いやすいCBDオイルが良い!」という人におすすめなのがこちらのCBDオイル。
匂いがほとんどなく、クセもないので舌下摂取はもちろん料理や飲み物などに入れることができます。
また体内に摂取するだけでなく肌にも塗ることができるため、肩こりや筋肉痛など気になる身体の箇所に幅広く使うことが可能です。
まとめ
今回はCBDオイルについて徹底解説していきました。
CBDオイルは価格がとても高価なため「手が出しにくい…。」なんて人も多いかと思います。
ですが一度使うとリラックス効果も高く、身体に良いことばかりなので様々な人たちからの注目が集まっています。
ぜひ一度試してみてくださいね。
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